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川西長いも甘い春 収穫開始

管内8JAで始まった十勝川西長いもの春掘り作業(8日午前10時ごろ、帯広市富士町。金野和彦撮影)

 管内8JAで生産する「十勝川西長いも」の春掘り作業が8日、各地で一斉に始まり、土の中で冬を越して甘みを増したナガイモが収穫されている。

 川西長いもは、通年出荷するために秋に6割を掘り、残りを春まで残してこの時期に収穫している。帯広市川西長いも生産組合の組合長を務める市内富士町の藤田光輝さん(44)は2・8ヘクタールの畑で栽培。初日は家族ら約10人が出て、重機で掘った1メートルほどの溝から、手際よくナガイモを掘り出していた。

 川西ながいもは、国際的な品質保証となる「SQF」認証の取得を目指している。藤田さんは「安心安全に加えて高品質なナガイモを食べてほしい」と話していた。

 2015年産は8JAの264戸、534ヘクタールで作付けしており、春掘り作業は今月下旬まで行われる。16年産の植え付けは5月に始まる。
(安田義教)

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  • 管内8JAで始まった十勝川西長いもの春掘り作業(8日午前10時20分、帯広市富士町。金野和彦撮影)

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