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創立40年で12時間ティーチングに挑戦 ジョイ浦島学院長 

ジョイ40年の節目に12時間ティーチングに挑む浦島さん

 帯広市内の英語学校「ジョイ・イングリッシュ・アカデミー」(西17南5)学院長の浦島久さん(63)が27日、「英語ハーフマラソン」と題した12時間連続ティーチングに挑戦する。同学院の設立40年の節目(21日)に合わせて企画、午前8時から午後8時まで学院内で講義を展開する。浦島さんは「これまで積み重ねてきたものを全て出すつもりで頑張りたい」と話している。

 ジョイは1977年、浦島さんが国内大手総合電機メーカーを退職して設立した。現在は幼児からシニアまで幅広い世代が通い、英会話や英語の文化に触れている。

 12時間続けて教壇に立つ「英語ハーフマラソン」の構想は、浦島さんがかねてから温めていた企画。日本のディスクジョッキー(DJ)の草分け的存在で「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)の開始当初からDJを務めた故糸居五郎さんが50歳のときに挑戦した、「50時間マラソンジョッキー」がアイデアのもととなっている。

 当時、この放送を聞いて感銘を受け、浦島さんは50歳、60歳のときに「24時間連続ティーチング」への挑戦を企画したが、体力的な不安から断念。「諦めたことで気持ちが晴れない部分があり、(自分の年齢でなく)学院の節目で挑戦しようと思った」。24時間ではなく、「ハーフ」として12時間連続に挑む。

 当日は「シニア特別レッスン」でスタート。初級・中級・上級の各クラスでのレッスンや、全レベル対象の「ジャズ(ポップス)で英会話」などを、1講義につき1時間15分ずつ展開する。浦島さんがアドリブで語る、午後5時半からの独演会「ジョイ・あんなとき、こんなとき」で“ゴール”を迎える。終了後は浦島さんをねぎらうパーティーも企画されている。

 同日の受講は学院生に限らず、一般からも受け付けている。浦島さんは「40年の節目に、これまで学院に通っていた人や、興味のある人にも集まってもらえたら」と話している。

 受講には事前の予約が必要。電話(0155・33・0198)、ファクス(0155・36・7930)による申し込み(前日までの受け付け)の他、25日午後8時半まではホームページでも受け付けている。受講料400円。(大谷健人)


◆ジョイ・イングリッシュ・アカデミーについて
英語ハーフマラソン【ジョイ40周年記念イベント第2弾】-公式ホームページ

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