お父さんもピンクで声掛け、いじめ撲滅「シャツデー」 清水御影中
【清水】いじめ反対を意思表示する活動「ピンクシャツデー」に位置付けられている2月最終水曜日の24日朝、御影中学校(寺島康博校長、生徒66人)のおやじの会(青木賢一代表)と生徒会(宮崎愛子会長)が同校玄関前でいじめ撲滅をアピールした。ピンク色のシャツなどを身に着け、登校した生徒に声を掛けた。
町内ではこの日、小・中・高校のPTA有志が結成した実行委員会(委員長・藤田卓芳清水中PTA会長)が「ピンクシャツデーinしみず」の全町展開を呼び掛け、御影中おやじの会も賛同した。
同校の玄関前には、青木代表(45)と石丸尚一さん(51)の2人が午前7時50分から同8時15分まで立った。青木代表はピンクのシャツ、石丸さんは妻から借りたパーカーを着て、「おはよう」「テスト頑張れよ」などと生徒たちに声を掛けた。生徒会の宮崎会長(2年)ら書記局4人も胸にピンクの造花をつけて並び、寺島校長と宮脇秀士教頭はそれぞれピンクのネクタイを着用した。
青木代表は「いじめは当事者間だけの問題ではなく、地域での見守りが大切」と話していた。(大野篤志)