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七五三、帯廣神社にも家族連れ

参拝で「七五三歳太鼓」を打つ子供(午前11時50分ごろ、金野和彦撮影))

 道内は本州より1カ月早く、「七五三」のシーズンを迎えた。10日は帯広市内の神社にも多くの家族連れが訪れ、子供の成長を祝った。

 七五三は11月15日に、3歳、5歳の男児と、3歳、7歳の女児の成長と健康を祝い、祈願する行事。道内では寒さなどの理由から、10月中にお参りする家族が多い。

 10日の帯広は穏やかな秋晴れとなり、帯廣神社(大野清徳宮司)にも正装の家族連れが次々と訪れた。子供は御社殿で祈願を受けた後、年齢の数だけたたくと健康に育つという「歳太鼓(としたいこ)」を元気よくたたいた。保護者らはカメラなどを手に、子供の晴れ姿を撮影した。

 市内の米山渉さん(37)と美穂さん(45)は息子の智ちゃん(5)の七五三参り。わが子のはかま姿に「すっかり男の子らしく成長した」と笑顔を見せた。

 帯廣神社では11月末までの期間中毎日、参拝を受け付けている。神事や結婚式と重なり、受け付けられない日もあるため、「参拝前には問い合わせてほしい」としている。

 同神社の電話番号は0155・23・3955。
(大木祐介)

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