街路樹に咲く、ど根性ヒマワリ 帯広
帯広市大空町で街路樹の幹から伸びたヒマワリに1輪の花が咲いた。発見した近所に住む佐野伶二さん(82)は「ヒマワリが木の中から咲くのは大空団地でも初めてでは」と驚いている。
大空郵便局(同町3)の向かいにある街路樹で、地上約2メートルの所にある幹の隙間から茎を伸ばして花を咲かせている=写真。佐野さんは13日に近くを散歩中、ヒマワリに気が付いたという。「シジュウカラのような野鳥が持ってきた種が芽を出したのでは」と推測する。
街路樹の中にヒマワリの種が入った経緯はやぶの中。夏の暑さがピークを過ぎ、木の中で眠っていたヒマワリが慌てて花を付けたか-。