72艘402人が水上散歩 十勝川イカダ下り
十勝の初夏の恒例イベント「第43回十勝川イカダ下り」(実行委員会主催)が5日、十勝川で開かれた。青空の下、参加者は自慢のイカダをオールでこぎながら、ゆったりと水上散歩を楽しんだ。
この日は道内外から72艘402人が参加した。スタートの午前9時現在の気温は帯広で16・2度と絶好の“イカダ日和”。すずらん大橋下流の音更側河川敷から一艘ずつ出発し、参加者がイカダを丁寧に着水させバランスを取りながら乗り込んだ。
「アンパンマン」や「ぶたどんまん」のキャラクターを模したユニークなイカダも登場し、川岸や橋の上から眺める観客の目を楽しませた。
会社の同僚8人で参加した「北土開発サニー号」(鈴木淳史キャプテン)は、人気漫画「ワンピース」に登場する「サウザンドサニー号」をモチーフにしたイカダを製作。鈴木キャプテンは「大きいので、転覆しないようにゴールを目指す」と話していた。
ゴールは約10キロ先の十勝川温泉白鳥護岸。ゴール後は露天風呂のほか、ジンギスカンが振る舞われ、参加者が疲れを癒やした。(松田亜弓)
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