28日にてるてる坊主でギネス挑戦 鹿追
【鹿追】十勝「世界一」プロジェクト(真浦綾子代表)は28日、町内の十勝とくさ牧場ぬくもりカフェ(笹川北10)で、てるてる坊主の数によるギネス世界記録に挑戦する。1万個を目標にスタッフが製作活動を続けている他、一般の人による持ち込みや当日製作を呼び掛けている。
同プロジェクトは記録への挑戦を通じて人のつながりを生み、十勝を世界にPRすることが目的。これまでに「巨大トーストアート」「最長の顔はめパネル」「豆で描くモザイクアート」が世界一の認定を受けている。
今回のてるてる坊主ギネス挑戦は、町内の酪農家の菊池洋一さんと内海洋平さんがリーダーとなって進めている。ギネスの中にてるてる坊主の記録はなく、菊池さんは「これから続く十勝のイベントや農家が実りの秋を迎えられるよう、晴れてほしいとの願いを込めている。子供からお年寄りまで、みんなで作ることもできる」と話す。
3月下旬からてるてる製作に入り、主にぬくもりカフェやピュアモルトクラブ・ハウスで週2回ほど作業している。人づてに手伝いの輪が広がり、同プロジェクトのフェイスブックを通じ、札幌や旭川、遠くは鹿児島からてるてる坊主を送ってくれた人も。また「同じ町内に住んでいながら初めて顔を合わせた人もおり、人と人との結び付き、交流が生まれた」(菊池さん)という。
これまでに完成したてるてる坊主は約9000個。当日は一般の賛同者の持ち込みや、その場での製作で計1万個を目指し、会場に30本のロープを張って飾り付ける。
てるてる坊主は白い布または白い紙を使い、顔を描いてつり下げるためのひもを付ける。ただし、手足や髪の毛を描くとカウント数から除外される。当日は午前11時から会場での製作を行い、午後1時ごろに個数をカウントする。会場では長靴飛ばしや綱引きなどのゲームやバンドライブ、軽食コーナーもある。
道の駅しかおい、笹川公民館発の送迎バスも用意する。問い合わせは菊池さん(090・7057・2085)、内海さん(090・2071・8538)へ。(大野篤志)
◆十勝「世界一」プロジェクトについて
・十勝「世界一」プロジェクト-公式Facebook