トキシラズ初水揚げ 十勝港
【広尾】日本近海で操業する小型サケマス流し網漁の漁船が5日、十勝港でトキシラズ(シロザケ)を初水揚げした。
十勝港に水揚げしたのは広尾漁協所属の3隻。同漁の解禁日は4月15日だったが、先行して出た船の漁の状況や燃料高を考慮し、出港を今月1日に遅らせていた。
初水揚げはこの日午後4時ごろ。水揚げ量は約300キロと例年に比べ少なく、1キロ当たり1500~1600円で取引された。
地元の漁業関係者は「今後の漁の結果に期待したい」と話していた。同漁は6月にかけて本格化し、7月上旬まで続く。(伊藤亮太)