“15の春”に歓声 十勝でも公立高合格発表
公立高校の2015年度入試の合格発表が、17日午前10時に全道一斉に行われた。十勝管内では20校2339人(全日制2322人、定時制17人)が志望校への合格を手にした。各校では受験生や友人、家族が掲示された番号を確認し、“15の春”の訪れを喜び合っていた。
帯広南商業高校(山田義弘校長)では、発表10分前から続々と受験生や家族が集まった。午前10時に同校教諭らによって番号が貼り出されると、「あったー!」と歓声が上がり、友人同士で抱き合ったり、合格番号の写真を撮ったりするなど、喜びをかみしめた。
西陵中の高倉綾女さん(15)、長野夢希音さん(15)は友人同士で訪れ、「高校では資格をたくさん取って、吹奏楽部にも入りたい」と合格に笑顔。帯広第一中の吉田紗莉菜さん(15)は「不安だったのでホッとした。勉強を頑張りたい」と話していた。
募集定員に満たなかった学校は20~23日に2次募集を受け付ける。時間は午前9時~午後4時半。(松田亜弓)