元気になれる曲を 帯柏葉高2年の保村さん、4月にCDデビュー
帯広柏葉高校2年の保村真咲(ほむら・まさき、本名非公表)さん(17)が4月22日、CDミニアルバム「Nagareboshi-ナガレボシ-」を発売し、歌手デビューする。自身が作詞・作曲したオリジナル曲6曲を収録。CD購入者を対象に同月中には帯広市内のライブハウスでワンマンライブも行う予定。保村さんは「音楽には小学生の頃から励まされてきた。誰もが元気になれるような曲を生み出していきたい」と抱負を語っている。(高津祐也)
保村さんは5歳からピアノを習い始めた。帯広森の里小6年生のときに女子高生バンドを題材にしたアニメの影響を受け、ギターとベースを独学で習得。緑園中時代は吹奏楽部に所属する傍ら、自ら作詞・作曲を始めた。柏葉高では軽音楽部で活動している。
当初、曲作りは趣味の範囲内だったというが、自作の曲を動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿したところインターネット上で話題になり、自身の短文投稿サイト「ツイッター」のフォロワー数も増加。デビューへの思いを強くした。
転機となったのは、その音源を聞いた大手レコード会社「ビクターエンタテインメント」(東京)の担当者から届いた1通のメール連絡。突然の誘いに驚いたが、「夢に一歩近づける」と同社系列のマネジメント事務所「ビクターミュージックアーツ」(同)の育成新人アーティストとして契約した。札幌や東京でのライブ活動で経験を積み、HTB(北海道テレビ)のレコードレーベル「Yumechika Records」からのCD発売にこぎ着けた。
アルバムは恋愛ソングを中心とした6曲入り(1620円)で、全道のCDショップで発売する他、通信販売も行う。表題曲の「ナガレボシ」は片思いする女の子が告白の決意を固める曲で、自身の実体験も含んでるという。FM-JAGAの今月のヘビーローテーション(推奨曲)でも採用され、18日にはiTunes storeで先行配信(200円)する。
「同世代だけでなく、幅広い年代の人に聴いてほしい」と保村さん。来春に受験を控え、「勉強に支障をきたさない範囲で活動したい」と話している。
CD発売後となるワンマンライブの会場は「メガストーン」(東6南5)。保村さんは同ライブで新曲を披露する予定で、歌詞に入れるフレーズを一般から募集している。応募はラジオネームを明記してEメール(Jaga@jaga.fm)へ。
◆保村真咲さんについて
・保村真咲さんのチャンネル-YouTube
・保村真咲さんのツイッター-twitter
・先行配信 ナガレボシ-iTunes
・ヘビーローテーション 保村真咲/ナガレボシ-FM-JAGA