きょう豚丼の日 スーパーでは関連商品並ぶ
2月10日は「ぶ(2)たどん(10)」の語呂合わせで豚丼の日-。帯広市内のスーパーなどでは豚丼にちなんだ商品を充実させ、チラシやポップで消費者にPRした。
豚丼の日は2010年、食品メーカーのソラチ(札幌)が日本記念日協会(東京)に登録して誕生した。
イーストモールいちまる(帯広市東4南16、丸山夏芽店長)の惣菜コーナーでは、普段から販売している豚丼に加えて豚丼と麺(めん)のセットや「豚丼弁当」など4種類を販売。十勝では自分で作る人が多いことから、バラ肉のスライスもグラム単価20円ほど安くして「豚丼の日」を周知している。丸山店長は「お客さまの認知度としてはまだまだ。毎月10日には豚丼の商品を充実させていくことなども考えたい」と話す。
ランチパック発売
山崎製パン(本社東京都)はソラチの「十勝豚丼のたれ」を使った総菜パン「ランチパック(味つけ豚焼肉風)」を2月から道内のスーパーやコンビニで発売、主婦や学生から好評を集めている(発売は3月末まで)。
たれで味付けした豚焼き肉をふんわりとしたパンでサンド。パッケージには「十勝豚丼のたれ」のイラストをあしらった。同店では今月8~10日の3日間で230個を入荷。初日は70個が売れ、「通常ランチパックシリーズは一日2、3個しか売れないが、新商品にしては異例の人気ぶり」(丸山店長)という。
ソラチ帯広営業所の辻野弘樹所長代理は「豚丼の日登録から5年目を迎え、徐々に消費者に浸透してきたのでは」とし、さらなる盛り上がりに期待を寄せた。(高津祐也、澤村真理子)
◆ランチパック
・味つけ豚焼肉風(ソラチの豚丼のタレ)-山崎製パン公式ホームページ