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入館者30万人突破 足寄動物化石博物館

入館30万人目となった橋本さん一家。左は澤村館長

 【足寄】足寄動物化石博物館(澤村寛館長)の開館以来の入館者が8日、30万人を突破した。開館16年で知名度が浸透、ミニキットによる化石発掘など体験型のイベントが人気を集め、堅調な入館が続いている。

 同博物館は町が1998年7月に開設。2011年度からはNPOあしょろの化石と自然(高橋一二理事長)が指定管理者として運営している。

 2500万年前の哺乳類や束柱類の骨格標本や化石などを展示、国内でも珍しい化石に特化した博物館として十勝をはじめ道内外から入館している。入館者の居住地は、十勝、道内、道外が3分の1ずつという。近年は化石発掘体験が人気で、13年度は1万8911人が入館した。

 この日、節目の30万人目となったのは、釧路市阿寒町の保育士橋本峰子さん(38)、花凜ちゃん(6)親子と、花凜ちゃんのいとこの福良涼ちゃん(9)=本別勇足小4年=、颯太君(7)=同2年=、橋本さんの母田中道子さん(65)=本別=の5人。

 澤村館長が記念品として、同博物館のオリジナルTシャツや恐竜のジクソーパズルなどを手渡した。橋本さんは「娘が興味を持っていたので、里帰りで来ました。うれしいです」と驚いた様子だった。

 澤田館長は「今後は最新の研究成果をすぐに展示に反映させたい」と話している。(鈴木裕之)


◆足寄動物化石博物館について
足寄動物化石博物館-公式ホームページ

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