味覚やゲームにはじける笑顔 八千代牧場まつりにぎわう
「第34回八千代牧場まつり」(実行委員会主催)が15日午前10時から、帯広市内の八千代公共育成牧場で開かれた。初の農機展示などが親子連れでにぎわったほか、恒例の道産牛肉の網焼き無料配布にも多くの人が列をつくった。
牧場での催しを通して農畜産業への理解を深めてもらおうと、毎年開かれている。今回は子供向けのイベントを充実させ、トラクターの展示や大きなシャボン玉作りなどを用意。ウサギやヒツジなどの小動物と触れ合えるコーナー、牧草ロール転がしでも、子供たちが笑顔で楽しんだ。
市内の公務員武田善考さん(39)、みどりさん(34)夫婦は息子の悠冴(ゆうご)ちゃん(2)と7カ月の悠伸(ゆうしん)ちゃんを連れて来場。
善考さんはトラクターに乗って喜ぶ悠冴ちゃんを見て、「普段、あまり来ることのない場所でうれしそう。農業に興味を持つきっかけになったかも」と話していた。(伊藤亮太)
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