白樺学園完封リレーで駒苫撃破 3年ぶり4強入り 高校野球春季道大会
【札幌】春季道高校野球大会は第3日の28日、札幌円山球場で準々決勝(2回戦)の2試合を行った。第1試合は、この試合が初戦の白樺学園が駒大苫小牧(選抜枠・室蘭)と対戦、市澤魁(3年)、齋藤敦哉(同)の両右腕による4安打の完封リレーで2-0で快勝し、3年ぶりの初戦突破と4強入りを決めた。駒大苫小牧は酒井隆輔(とかち帯広リトルシニア、札内東中出)が7番一塁手で出場し、3打数無安打だった。(岡部彰広、折原徹也)
◇準々決勝
白樺学園
011000000│2
000000000│0
駒大苫小牧(選抜枠)
駒大苫小牧と2012年秋以来の対戦。
二回、花田の四球と田口の内野ゴロが悪送球を誘い2死一、二塁から柳沢の右前に落ちる適時打で1点を先制。三回にも四球の木下が二盗し1死二塁から、高橋の右中間三塁打で2-0とした。しかし四回以降は振るわず相手エースの伊藤大に2安打8三振とほぼ完璧に抑えられた。
白樺学園は先発右腕の市澤が4回を1安打無失点の好投。守備も四回1死満塁、八回1死二、三塁のピンチを共に併殺に切り抜けるなど無失策で支えた。継いだ齋藤は八回に2連打を浴びたが要所を締めた。
◆春季高校野球について
・第53回春季高校野球道大会-十勝毎日新聞電子版
・第53回春季高校野球道大会十勝支部予選-十勝毎日新聞電子版