コミバス運転手・中川清春さん、佐藤さん まちマイ音更編
◆中川清春さん(69)=十勝バス
1975年から十勝バスで主に路線バスの運転手を務め、定年退職後の再雇用で2007年4月から「しらかば号」の運転手を務める。大型バスの運転歴39年の大ベテランだ。
利用者は固定客が多いため、日頃から顔を合わる乗客と停車中に会話が弾むこともある。コミバスならではのアットホームな雰囲気づくりを心掛けており、「家族が乗っているのと同じ思いでハンドルを握り続けたい」と目を細める。
◆佐藤敏美さん(67)=拓殖バス
2007年まで大手飲料メーカーの製品を輸送する大型トレーラーの運転手だった。退職後に拓殖バスに再就職し、士幌高校のスクールバス運転手を経て、昨年4月から「すずらん号」に乗務する。
長年の運転経験では郊外を走ることが多く、住宅街の走行には「歩行者の飛び出しがないか常に注意している」。住民の足を支える大役を自覚し、「いつまでも交通弱者の力になりたい」と目を輝かせる。
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