スキーヤー、待望のゲレンデ 管内トップ切りサホロリゾートスキー場オープン
【新得】新得町狩勝高原の「サホロリゾートスキー場」が4日午前9時、管内スキー場のトップを切って今季の営業を開始した。シーズンを待ちわびたスキーヤーやスノーボーダーが、久々の雪の感触を楽しんだ。
オープンしたのは全21コースのうち全長680メートルの「セントラル・ストリート」の1コース。11月下旬から、冷え込む深夜を中心に人工降雪機を稼働させ準備した。同スキー場によると4日時点の積雪は30センチほど。今後、積雪や気温の状況を見ながらコースを順次拡大し、今月中旬には山頂部も含む多くのコースが滑走可能になる。
今季初滑りに訪れた鹿追町の会社員和田将裕さん(62)は「オープンが待ち遠しかった。滑る感覚が気持ちよい」と笑顔を見せた。
加森観光サホロ事業部の斎藤和則スキー場支配人は「今朝も10センチほどの積雪があってよいコンディション。気持ちよく滑ってもらえそう」と話す。
現在の営業時間は午前9時~午後3時。オープニング料金として7日まで、リフト1日券を大人4400円、子ども・シニア3200円で提供している。(吉原慧)













