たくさんとれる!そば新品種「キタミツキ」
農研機構 北海道農業研究センター 畑作物開発利用研究領域 資源作物グループ
1.成果の概要
そば品種「キタミツキ」は、北海道で多く栽培されている「キタワセソバ」(平成30年の栽培面積、約21,000ha)と比べ収量が多く、容積重は重く、健康に良いとされるルチンの含量は高い特徴があります。「キタワセソバ」の後継品種として普及を進めています。
(1)収量性は「キタワセソバ」よりも多収です。
(2)容積重は「キタワセソバ」よりも重く、等級検査に有利です。
(3)ルチン含量は「キタワセソバ」よりも高く、品質に優れています。
(4)食味は「キタワセソバ」と概ね同等で、製麺性はやや優れます。
2.成果内容
育成地における「キタミツキ」の栽培特性と品質
3.適地
(1)普及見込み地帯 北海道のそば栽培地帯
(2)普及見込み面積 6,000ha(令和7年)
4.種子の入手方法
種子の入手方法については、下記の種苗入手先リストをご参照ください。検索ボックスにキタミツキと入力して絞り込みが可能です。(URL : http://www.naro.affrc.go.jp/collab/breed/seeds_list/)
(成績名:そば新優良品種候補「キタミツキ」(旧系統名 北海14号))
本技術内容についての問い合わせ先
農研機構 北海道農業研究センター
地域戦略部研究推進室広報チーム
電話(011)857-9260
E-mail:cryoforum@ml.affrc.go.jp