高木姉妹、「目指せ金」 幕別町内に横断幕
【幕別】平昌冬季五輪スピードスケート日本代表に選ばれた町出身の姉妹、高木菜那選手(25)=日本電産サンキョー-帯南商高出=、美帆選手(23)=日体大助手-日体大、帯南商高出=を応援する幕が5、6の両日で役場庁舎など町内6カ所に掲げられた。菜那選手は2014年ソチ五輪、美帆選手は10年バンクーバー五輪に出場し、一緒に出場するのは初。五輪ムードが盛り上がっている。
役場庁舎に懸垂幕、札内支所と忠類総合支所、町百年記念ホール、本町近隣センター前、働く婦人の家前に横断幕を設置。姉妹の母校の札内北小学校、札内中学校には今後取り付ける。
町百年記念ホールでは6日午前10時から作業が行われ、入り口上部に幅6メートル、高さ1・2メートルの横断幕を設置した。幕には両選手名のほか「目指せ金メダル!」の文字。町教委は「全国的に注目される中、期待を込めた言葉を入れた。町一丸で応援したい」としている。
美帆選手は今季のワールドカップ(W杯)1500メートルで4連勝し、3000メートルも優勝。姉妹で出場した団体追い抜きは、今季のW杯3戦全てで世界記録を更新し、五輪でもメダル獲得の可能性が高い。(松村智裕)