ピザ作り体験 生地から楽しく 帯柏小
帯広柏小学校(大場渉校長)は27日、5年生を対象に「とかちの食 ピザ作り体験教室」を同校で開いた。同校卒業生でパン製造販売・満寿屋商店(帯広)の杉山雅則社長を講師に招き、子どもたちが十勝の食材に理解を深めた。
市内各学校が取り組む地域の特色ある教育活動の一環。同校コミュニティーホールを会場に、5年生67人が参加した。
最初に、十勝産小麦「キタノカオリ」「きたほなみ」「春よ恋」を使ったピザの生地作り。児童らは器用に生地を延ばし、学校菜園で収穫したトマトやカボチャなどをトッピングした。十勝産チーズを載せて石窯で焼き、出来たてのピザを笑顔で頬張った。
児童の佐藤優茉さんは「トマトやカボチャが甘くておいしい。うまく焼けた」と笑顔を見せた。
十勝の食材を味わった後、杉山社長が「夢をかなえるために」と題して講演。十勝の農業や地産地消、自身の経営ビジョンなどを話した。(折原徹也)