渋滞28キロ芽室→トマム道東道 GW後半初日
ゴールデンウイーク(GW)後半が3日スタートした。十勝管内は天候に恵まれ、道央方面に向かう道路を中心に朝から混雑。特に道東自動車道は、昨年の台風被害で国道274号日勝峠が不通となっている影響で、午前を中心に渋滞した。日本道路交通情報センター(東京)によると、上り芽室IC-トマムIC間で、広内トンネル付近を先頭に28キロの渋滞、午後1時までの道内ワーストを記録した。
道内の高速道路は道東道や道央道、札樽道で午前から混雑。道東道では芽室IC-トマムICが午前7時半ごろから渋滞が始まった。他は、同下り追分町IC-むかわ穂別IC間で最長15キロ、同じく占冠IC-トマムICで滝の沢トンネル入口付近から同6キロなど(午後1時現在)。その影響で昼前後には十勝平原SAは多くの車で混み合った。
道東道の区間はGWなどの繁忙期に混雑するが、今年は不通の日勝峠の代替路になっている特殊事情もある。ネクスコ東日本北海道支社では、GW期間中の道東道の交通量を前年比3割増えると予想し、4日も上り十勝清水IC-トマムICで15キロ、5日は芽室IC-トマムICで20キロそれぞれ渋滞するとしている。(佐藤いづみ)
◆GW関連電子版記事
・「GW行楽ガイド(各施設マップリンクあり)」-十勝毎日新聞電子版(2017/04/21)