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消毒24時間態勢で 拡大防止へ 道路上10地点

拡大防止のため、消毒シートを設置し、ドライバーへ通行を呼びかける十勝振興局の職員ら(17日午後1時半ごろ、清水町国道38号で。金野和彦撮影)

 【清水・新得】高病原性の鳥インフルエンザが検出された養鶏場から10キロ圏内エリアで17日午後、道路上に消毒ポイントが設置された。圏内に該当する清水と新得両町のポイントでは24時間態勢で消毒作業が行われ、通行車両による感染拡大を防いでいる。

 設置したのは清水町7カ所、新得町3カ所。24時間、3交代制で各所に十勝総合振興局や農業改良普及センター、町職員ら5、6人が配置されている。全通行車両に凍らない消毒液をまいたマット上を徐行してもらうため、警察にも協力を依頼している。

 清水町内の国道38号のポイント(清水6線15)では17日午後、週末とあって途切れなく車両が行き交い、固定していないマットが巻き込まれるトラブルが発生したため、急きょ直接消毒液をまいた。担当職員は防寒具を着込み、消毒の状況に目を光らせていた。

 同所で午後4時から作業に当たった町役場企画課の寺岡治彦政策企画係長は「管内各地に養鶏場がある。これ以上感染が広がるのが一番怖い」と寒さに耐えながら任務に当たっていた。(小寺泰介)

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