芽室高校ダンス部、吹奏楽部の特別演奏会で3年生最後のパフォーマンス
今年創部3年目で高校ダンスの全国大会「全日本高等学校チームダンス選手権大会」(14日・福岡県北九州市)に出場した芽室高校ダンス部が23日、帯広市民文化ホールで行われた同校吹奏楽部の特別演奏会に出演し、息の合った踊りを披露した。ダンス部部長の鎌田若菜さん(18)=3年=は「表情よく、声も出ていて100点だったと思う」と仲間との最後の演技を振り返った。
毎年開催する吹奏楽部の3年生が引退する節目の演奏会では、ダンス部によるコラボステージも設けており、今年は二つの曲目で23人がパフォーマンスを披露した。
キューティーストリートの「かわいいだけじゃだめですか?」では、全国大会で挑んだヒップホップと異なるかわいらしい振り付けで観客を笑顔に。スノーマンの「ブラザービート」では、ペアによる躍動感あるパフォーマンスを披露した。
引退を迎えた鎌田さんは、札幌の専門学校に進学後もダンスを続けるつもりで、「楽しく、個性を出しながらチーム一丸となって踊ってほしい」と後輩にエールを送った。新部長の齋藤倖菜さん(17)=2年=は「かみしめて悔いのないように楽しく踊れた」と話し、「大会でできるだけ上を目指して頑張っていきたい」と誓った。(高井翔太)