原宿にじゃがバター専門店 十勝産熟成イモ使用 帯広のソルグランデ
【東京】飲食業のソルグランデ(帯広、餌取伸哉代表)は、新業態の北海道甘熟じゃがバター専門店「おいもとバター」を、都内のラフォーレ原宿に出店した。糖度の高い十勝産の熟成ジャガイモを、多彩なトッピングと共に提供する。(池谷智仁)
とかち井上農場(帯広)の約2年越冬熟成させたメークインを使用。糖度約12度と、「まるでスイートポテト」(餌取代表)のような甘さを味わえる。蒸したイモに、北海道産バターを乗せた「じゃがバター」は700円で提供。めんたいバターやウニしょうゆバター、塩辛、ソフトクリームなどのトッピング(別料金)を充実させた。
熟成イモのおいしさに感動した餌取代表は、北海道ブランドのじゃがバターは東京での需要が高いと判断。1号店として、原宿を代表する商業施設・ラフォーレ原宿の敷地内にキッチンカーで出店した。
多くの人でにぎわう竹下通りから近く、海外観光客からも好評を得ている。9月~来年2月末の期間限定営業で、今後は首都圏や関西圏などで常設店舗の設置を検討している。
餌取代表は「北海道にはおいしい物がたくさんある。東京で魅力を知ってもらい、頑張っている農家の役に立てれば」と話した。