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ナキウサギが冬支度に大忙し

晩秋の日差しを浴びるエゾナキウサギ(2日、須貝拓也撮影)

 【鹿追】鹿追町の然別湖畔で、エゾナキウサギが冬支度を始めた。「ピチッ、ピチッ」という甲高い声で鳴きながら岩場を駆け回り、越冬するための餌集めに励んでいる。

 エゾナキウサギは体長15センチほどで、国内では道内の山岳地帯に生息している。1万年以上前の氷河期に北方の大陸から日本に渡ってきたことから「氷河期の生き残り」とも言われている。

 冬眠しないため秋が深まってきたこの時期は、餌となる葉などを巣穴に集める作業に忙しい。この冬支度は山々に雪が降り積もるまで続く。(須貝拓也)

関連写真

  • 小さな葉をくわえ、越冬準備に忙しいエゾナキウサギ(2日、須貝拓也撮影)

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  • 晩秋の日差しを浴びるエゾナキウサギ(2日、須貝拓也撮影)

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