今年は5000個を製作、協力呼び掛け 広尾・ウッドイルミ
【広尾】広尾町は10日午後1時から野塚交流館(旧野塚小)で、大丸山森林公園を飾るウッドイルミネーションの製作ワークショップ(WS)を開く。今年度は10日を含む計3回のWSで5000個を作る予定。「気軽に参加してほしい」とPRしている。
2021年度から3カ年で続けるプロジェクト。地場産材を使用した立方体のイルミ(各10センチ四方)を計1万個製作し、サンタランドの聖地を彩る。
「木育フェス」と称する住民WSを開催し、これまでに計5000個を製作。今年度のWSは3回(6~8月)行う。イルミは学校、公共施設、商店街などにも配置する予定だ。
会場は「集いの杜(もり)」として改修工事が進む野塚交流館を初めて採用。参加者には時計、食器類、ペン立てなどの木製キッドを、イルミの製作個数に応じてプレゼントする。
プロジェクトを担当する町地域おこし協力隊の澤村拓也さん(30)、町農林課の遠藤楓さん(18)は「親子で木工を楽しみ、野塚交流館も見学してほしい」と呼び掛けている。問い合わせは町農林課(01558・2・0179)へ。(能勢雄太郎)