真夏の暑さ、川遊び歓声 3年ぶり「やまべ放流祭」 中札内
【中札内】第49回ピョウタンの滝やまべ放流祭が3日、中札内村南札内の札内川園地で開かれた。夏本番を思わせる暑さの中、ヤマメの放流やつかみ取りなど川遊びを楽しんだ。
村観光協会主催。コロナ禍で3年ぶりに開かれた。ポロシリ太鼓の演奏や縁日、キッチンカーが並んで来場者でにぎわった。
この日の村内は午前中から30度近くまで気温が上がった。子どもたちは、流れの早い川辺でバケツに入れたヤマメの稚魚を放流。小学生以下のヤマメのつかみ取りでは夢中になって水の中を駆け回った。その後、ヤマメを塩焼きにして食べるなど、来場者は自然を満喫していた。
音更町から家族で遊びに来た小学2年の桜井樹君(7)は「ヤマメのつかみ取りで生きた魚に触ったのは初めて」と笑顔。帯広市内から訪れた小学5年の藤沢直人君(11)は「つかみ取りして食べたヤマメはとてもおいしかった」と話していた。(本田龍之介)