星槎高生がコスプレでおもてなし 来月3日にコンセプトカフェ開催
星槎国際高校帯広学習センターは7月3日、幕別町のマクラショーケース(町本町62)で、コスプレした生徒が客をもてなす「コンセプトカフェ」を開催する。
客がケーキや飲み物などを注文した後、コスプレしたキャスト(生徒)が席まで案内して飲食を提供。キャストとの会話を楽しんだ後にチェキ(インスタントカメラ)で記念撮影する。感染症対策のため飲食中の会話はできない。生徒が運営からスタッフまですべてを手掛ける。
同校スタートアップゼミが企画運営する。十勝にサブカルチャーイベントが少ない現状を受け、「ないものは作ればいい」とリーダーの大沼珠莉さん(17)=3年=が企画。同ゼミの大橋紘一郎教諭は「やりたいをサポートする態勢をつくることがこれからの教諭の役割」と後押しする。
16日には校内で、卒業生らを客として招き、一連の流れを確認した。客役を務めた同ゼミ卒業生の舩田知佳さん(24)は、「学生のときにやってみたかった。当日も参加したい」と初の開催に期待を込めた。
当日は正午から午後5時まで実施。予約不要。提供するコーヒーは、カフェ経営の経験がある大橋教諭が自家焙煎(ばいせん)した豆を使う。イベント情報は同ゼミのツイッター「十勝コンセプトカフェぷろじぇくと」でも発信している。(柳田輝)