惑星勢ぞろい 十勝でも観測
惑星が集合した様子(26日午前2時10分ごろ)=11秒露光、一部惑星は画像加工し光を拡大。元写真は関連写真に
【豊頃】太陽系の惑星が勢ぞろいする様子が26日未明、十勝でも見られた。豊頃町のトイトッキ浜で水星を除く6惑星の撮影に成功した。
朝焼けの影響で水星は確認できなかったが、東の空から南にかけて金星、天王星、火星、木星、海王星、土星が確認できた。金星と天王星の間には月も見られた。
この夏の夜空は、7月14日の早朝に1年のうち最も地球との距離が近い「スーパームーン」と呼ばれる満月が見られる。8月13日にはペルセウス座流星群が極大を迎え、満月と重なるため観測できる流星の数は例年より少なくなるものの、流星と満月の共演が期待できる。(柳田輝)
関連写真
朝焼けが強く、水星は確認できず(26日午前2時54分ごろ、8秒露光)
惑星が集合した様子(26日午前1時47分ごろ、25秒露光)
明るくなる前の時間には衛星が流れる様子も(26日午前1時44分ごろ、27秒露光)
南の空には天の川も見られた(26日午前1時14分ごろ、30秒露光)
惑星が集合した様子(26日午前2時10分ごろ、11秒露光)