本橋麻里さんも感激 氷まつりの氷でミニカーリング場制作 北京五輪盛り上げる
帯広カーリング協会の会員が屋内カーリング場「カールプレックスおびひろ」(帯広市清流東2)の駐車場に、氷のブロックでミニカーリング場と五輪を盛り上げるモニュメントを製作した。写真と応援メッセージをインターネット交流サイト(SNS)に投稿すると、カーリング女子日本代表ロコ・ソラーレ代表理事の本橋麻里さんから感謝のメッセージも寄せられた。
カーリング愛好家8人が5日、中止となった「おびひろ氷まつり」の氷ブロック約50個を譲り受け、8時間ほどで完成させた。図案はカールプレックスの川平操子ホールマネジャー(52)が考えた。ブロックをリンクに見立て、黄色や赤の紙を氷に埋め込みハウスを表現。モニュメントには「Go for it! JAPAN」と刻み込んだ力作だ。
音更町の農業橋本孝広さん(67)が手慣れた操作でユニック車を動かし、スピーディーに作業を進めたものの、完成は午後11時。橋本さんは「寒さを忘れてやっていた。日本でここでしかできない冬の遊びができる」と完成を喜んだ。
ミニカーリング場は練習に訪れた子どもたちが遊ぶなど好評。SNSで日本のカーリングチームに向け「カーリング日本代表を応援しています!頑張れロコソラーレ!」と投稿すると、本橋さんからは「8時間!有難う御座います」とメッセージがあった。本橋さんと試合で対戦したことがある川平さんは「チームワークで完成させた。応援が届いてうれしかった」と話している。(塩原真)