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写真甲子園で2年連続全道出場 士幌高校写真研究同好会

本選出場を目指す(左から)早川部長、安田さん、阿部さん、笹島さん

 【士幌】士幌高校写真研究同好会(早川緒美部長、部員26人)が「第28回全国高校写真選手権大会(写真甲子園2021)」(実行委主催)で初戦審査会を突破し、13日に開かれる北海道ブロック審査会に出場する。創部4年目にして着実に実力を付け、2年連続の出場。昨年はかなわなかった本戦進出を目指す。

 写真甲子園は、全国の高校生が上川管内東川町を舞台に3人一組で撮影を行い、高校写真部の全国一を決める。今回は新型コロナウイルスの感染拡大により、それぞれの地元で撮影し、オンラインで審査を行う。

 大会には全国479校がエントリーし、96校が初戦審査会を通過。北海道ブロック審査会には6校が出場し、上位1校が7月下旬に開かれる本戦の出場権を得る。

 士幌高校写真研究同好会は、高校で過ごす自分たちの姿を伝えようと校舎や学校の農場で撮影したカラーの8枚組み写真を応募。教室でマージャンをする仲間やトイレで化粧をする女子生徒など、あえて現実にはない状況をつくり上げ、教員が知らない自分たちの思いや世界を写し出した。

 オンラインで行われるブロック審査会には3年生の安田華琳さん、笹島涼華さん、阿部麻帆さんが出場し、2分間で写真の制作意図や狙いをプレゼンテーションする。

 リーダーの安田さんは「絶対に本戦に出場して、先輩たちを超えたい」と意気込んでいる。(大海雪乃)

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