ラグビー日本代表の活力に十勝おはぎ
ラグビーワールドカップ(W杯)で躍進する日本代表。大会前は十勝産小豆のおはぎが差し入れされ、チームに好評。大会中は試合前の食事「マッチミール」におはぎが採用され、選手の活力になっている。
W杯に向けて宮崎市で7月に行われた合宿に、俳優の舘ひろしさんが「十勝おはぎ」を500個差し入れた。FW姫野和樹選手が同郷で元ラグビー部の舘さんに、石原軍団御用達の「十勝おはぎ」をリクエストしたのがきっかけだった。
製造するサザエ食品(兵庫)によると、つぶあんときな粉がセットの商品。おはぎが好物という舘さんをはじめ、石原軍団が差し入れやお土産の定番としていて、選手たちにも歓迎された。
おはぎは、W杯期間中も「マッチミール」として宿舎のホテルで出されている。栄養士の判断で、エネルギー源となり腹持ちするおはぎをメニューの一つに入れた。日本ラグビーフットボール協会は「選手たちには好評。おはぎが活力、パワーの一つになっているのでは」とする。
1次リーグ3連勝の日本代表は13日、スコットランドと対戦する。「十勝おはぎは『勝』の字が入っているので縁起がいい」と同協会。初のW杯ベスト8進出に向け、勝利を重ねられるか。(安田義教)