西3・9解体現場で合同がれき救助訓練
がれきの下敷きになった作業員の救出訓練に臨む宮坂建設の社員ら(28日午前11時10分ごろ、金野和彦撮影)
帯広市西3南9の旧イトーヨーカドービルの解体工事現場で28日午前、とかち広域消防局帯広消防署と宮坂建設工業による「合同がれき救助訓練」が行われた。実際にがれきが積み上がった現場で、がれきの撤去から救助、搬送までの流れを確認した。
宮坂建設工業は同ビルの解体工事を担当している。今回は同帯広消防署から、解体工事によるがれきを利用した訓練の要望があって実施した。帯広消防署警防課、同社からそれぞれ8人が参加した。
訓練は市内で震度7の地震が発生し、解体中の建物が倒壊して作業員が下敷きになった想定で実施。初めに、現場で使用している解体用重機で大きながれきを撤去。消防署員が現地に到着後、同社社員と連携してダミーの救助者をがれきの中から助け出し、担架に乗せて車両で搬送した。
帯広消防署警防課の酒井将博警防副隊長は「解体工事現場を利用した訓練はなかなかできない。重機を使い、合同で訓練できたことは大きなメリットがある」とし、宮坂建設工業の高道伸専務は「今後も要望があればできる限り協力したい」と話した。(中島佑斗)
関連写真
がれきの中から作業員を救出し、レスキュー隊員と一緒に搬送訓練を行う宮坂建設の社員たち(28日午前11時10分ごろ、金野和彦撮影)
がれきの中から作業員を救出し、レスキュー隊員と一緒に搬送訓練を行う宮坂建設の社員たち(28日午前11時10分ごろ、金野和彦撮影)
がれきの中から作業員を救出し、搬送訓練を行う宮坂建設の社員ら(28日午前11時10分ごろ、金野和彦撮影)
がれきの中から作業員を救出する訓練(28日午前11時10分ごろ、金野和彦撮影)
がれきの中から作業員を救出する訓練に臨む宮坂建設の社員(28日午前11時10分ごろ、金野和彦撮影)
がれきの中から作業員を救出し、署員と一緒に搬送訓練を行う宮坂建設の社員ら(28日午前11時10分ごろ、金野和彦撮影)
がれきの中から作業員を救出し、署員と一緒に搬送訓練を行う宮坂建設の社員ら(28日午前11時10分ごろ、金野和彦撮影)
がれきの中から作業員を救出し、署員と一緒に搬送訓練を行う宮坂建設の社員ら(28日午前11時10分ごろ、金野和彦撮影)
がれきの中から作業員を救出し、署員と一緒に搬送訓練を行う宮坂建設の社員ら(28日午前11時10分ごろ、金野和彦撮影)