編集余録「ふみ子の詩魂」 2018/08/04 14:00 〈冬の皺よせゐる海よ今少し生きて己れの無惨を見むか〉〈母を軸に子の驅けめぐる原の晝木の芽は近き林より匂ふ〉-。中城ふみ子の作。1首目は十勝護國神社境内の碑に、2首目は帯広の緑ケ丘公園内の碑に刻ま... ●この記事は会員限定です。勝毎電子版に登録すると続きをお読みいただけます。