GW後半スタート 雨模様も道東道で渋滞
ゴールデンウイーク(GW)の後半が3日スタートし、道央方面に向かう道路などが朝から混雑した。道東自動車道は正午時点で、十勝清水インターチェンジ(IC)-トマムIC間の札幌方向で約9キロの渋滞となっている。ただ、台風被害で国道274号の日勝峠が不通となっていた昨年に比べると、渋滞の距離は短くなっている。
日本道路交通情報センターによると、道東道は狩勝第二トンネルを先頭に渋滞した。正午には、道央道の下りで北広島ICを先頭に1キロとなっている。
ネクスコ東日本北海道支社の事前予測によると、GW期間中の道内高速道路の渋滞ピークは3日で、芽室IC-トマムIC間の札幌方向で25キロとしていた。3日の十勝管内は朝から雨が強く、行楽客などの出足に影響した可能性がある。
JRの特急列車は、帯広駅9時56分発の札幌行き「スーパーおおぞら4号」などの指定席が満席。下り列車も一部で満席となった。
エア・ドゥによると、3日にとかち帯広空港を出発する東京行きの全3便が満席に近い状況。5、6日の東京行きも予約が多い。
空港では3日午前8時時点で、常設駐車場がほぼ満車。臨時駐車場には空きがあるが、夜にかけさらに混み合う見込みで、市空港事務所は「駐車スペースがないことも想定し、公共交通機関の利用を」と呼び掛けている。(伊藤正倫)
◆GW高速道路渋滞予測について
・ゴールデンウィーク期間の道内高速道路における渋滞予測-NEXCO東日本公式ホームページ