「楽しんで撮って」 子ども写真教室 まちマイ西帯広編
十勝毎日新聞の地域情報特集「まちマイ」。2018年度の第1弾「まちマイ西帯広」が26~28の3日間、帯広市内の西帯広地区(帯広第二中エリア)で行われた。ぴあざフクハラ西帯広店(西23南3)内に移動編集局「NEWSカフェ」を開設し、イベント開催などを行った。
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初日の26日は「かちまいカメラマンが教える『子ども撮影教室』」を開催。十勝毎日新聞社カメラマンの金野和彦記者が、コンパクトカメラやスマートフォンのカメラ機能を使った印象的な子どもの撮影方法をアドバイスした。
親子ら4組が参加。70代女性は「サークルなどでカメラを使うがシャッターチャンスがうまくいかない」、30代女性は「運動会などで子どもを撮るが、望遠レンズが使いこなせていない」などの悩みを相談した。
自身の子どもたち撮影した写真を見せながら話した2児のパパの金野記者は、後ろ姿や子供の靴を撮影した作品を紹介し、「正面から対象を撮るだけでなく、後ろ姿や物だけでも後から思い出がよみがえる」と説明した。
望遠レンズを使うと圧縮効果で奥や手前がぼけることなど技術的なアドバイスも。運動会では走る子どもだけでなく周囲の観客もあえて入れることで雰囲気が出ると解説。「表現は無限大。遊び心を持って、楽しみながら撮って」と呼びかけていた。
長女のちとせちゃん(8カ月)を抱っこしながら参加した音更町の横田佳奈さん(33)は「これまでアップの撮影が多かったが背景も入れて雰囲気を大事にしたい。これまでは『撮り逃さないように』と真顔で撮っていたが、笑顔で撮りたい」と話していた。
(小林祐己)
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