レストランメニュー大幅増 芽室・新嵐山荘
【芽室】国民宿舎新嵐山荘のレストラン「コロポックル」は、10日からメニューを一新する。十勝芽室コーン炒飯の新バージョンや、かつての人気メニューの復活でメニュー数は従来の1・5倍以上となる。
メニューの更新は、利用者アンケートで寄せられた「品数が少ない」「好きだったメニューがなくなった」といった声を踏まえ、昨年10月から検討してきた。今年1月から社内会議を重ねて新たなメニューの考案・試作を行ってきた。
品数は従来の28品から47品とし、全品をランチとディナーの両方で提供する。 来年10周年を迎えるご当地グルメ「十勝芽室コーン炒飯」(880円)は従来品に加え、「チャーハンにひと手間加えた新バージョン」(相馬光明支配人)の「十勝芽室コーン炒飯『嵐』」(980円)が登場する。
幅広い世代のニーズに応えるため海鮮物も投入。イクラやホタテ、ボタンエビなどが載った「海鮮丼いくらちゃん」(1500円)、マグロやイカ、タコ、トビッコなどの「海鮮丼とびっ子ちゃん」(900円)が加わる。
小鉢料理8品がついた創作料理「四季彩」(1250円)や、つまみの「上美生清流虹マスあらい」(500円)などかつての人気メニューも復活する。
春から秋にかけ、野菜はできるだけ「めむろファーマーズマーケット愛菜屋」から仕入れる。陳田忠志調理長は「地元のお客さんの利用も多く、アンケートの声を拾いながらメニューを考えた」と話す。
営業はランチが午前11時半~午後3時(ラストオーダー午後2時半)、ディナーが午後5時~同8時半(同午後8時)。無休。(澤村真理子)