10年記念で風車1100個 帯広の松井さん今年も
松井さん宅の敷地に広がる約1000本のペットボトルを再利用した風車(10日、金野和彦撮影)
帯広市西16南1の松井英成さん(72)が、今年も家庭菜園をペットボトル風車で飾り付けた。10年の節目を記念し、過去最多の1100個を作成。庭をキャンバスに見立てた“風車アート”が、道行くドライバーや近隣住民らの目を楽しませている。
退職後、妻の絹子さん(69)と「共通の趣味を持てたら」と風車作りを始めた。空のペットボトルを切り、ビニールテープを貼って完成。1年目は30個だったが、徐々に個数や風車の形にもこだわり、昨年は600個で庭を彩った。
今年は10年を記念し「太陽」「光」など、テーマごとに羽や柄を工夫。ヨーグルト飲料の容器を使った小型の風車や、絹子さんが羽の切り方や模様を全て異なるものにしたテーマ「巧技」も見どころ。菜園はチューリップやスイセンが見頃で、風車と相まって景観に彩りを添えている。
ペットボトルは近隣住民から寄せられ、毎年約4カ月かけて完成する。10年目を迎え、松井さん夫妻は「見に来てくれる人が喜んでくれることが一番。今後も続けていきたい」と意欲を見せている。展示期間は9月末ごろまで。(松田亜弓)
関連写真
市内住宅街にペットボトルの風車(金野和彦撮影)
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市内住宅街にペットボトルの風車(金野和彦撮影)
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松井さん宅の敷地に広がる約1000本のペットボトルを再利用した風車(10日、金野和彦撮影)
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自転車の車輪に取り着けたペットボトルの風車