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ガーデニングシーズン始まる 家庭菜園も人気

ガーデニングシーズン幕開けと共に、色とりどりの花苗が店舗前のスペースを彩る(池田花園)

 ゴールデンウイーク(GW)に入り暖かさも本格的になり、ガーデニングのシーズンが到来した。花苗を扱う園芸店などでは、色とりどりの花苗が所狭しと並び、買い求める市民や通行人の目も楽しませている。一方、家庭菜園用の野菜苗も売れ始め、トマトなどの定番以外にもイモやブロッコリーなどが人気だ。
(折原徹也)

 帯広市内の池田花園(西18南4、池田瑞宏代表)では、寒さに強く育てやすいパンジーやビオラなど売れ筋の商品を始め、ピンクや紫の美しさが人気のサフィニア、スミレなどが陳列棚を彩っている。「根強い人気のバラも、苗から購入して育てる人が多い」と、池田智美店長。

 一般的にガーデニング用の花苗は、4~6月が販売の時期となる。例年GW前から売れ始め、6月ごろまで時期に合わせた花苗が店頭を飾っていく。

 シーズンの始まりとあって、培養土や肥料の売れ行きも好調。同店では園芸、野菜栽培などオールマイティーに使える培養土を販売。肥料は有機肥料のほか、化成肥料の売れ行きが良いという。池田店長は「ゆっくり長く効き、匂いも少ないところが好まれているのでは」と話す。

 音更町内のマツダ樹生園(木野大通東5、松田直喜社長)では、家庭菜園用の野菜苗の販売も好調だ。

 トマトやキュウリなどのほか、キャベツやハクサイ、イモなども売れ始めている。松田社長は「冬期に野菜価格が高値で推移したためか、早めに買っていく方が多い」という。

 どの品種も数種類販売しているが、特にトマトは30種類以上の豊富な品ぞろえ。購買者の細かなニーズに応えている。「種類の多さならマツダ、と思われるように」と松田社長。野菜苗などが本格的に売れ出すのは、例年通りGW明けと見ている。

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