聖夜に満月 サンタランドと共演
【広尾】クリスマスを迎えた25日、十勝でも冬の夜空に美しい満月が浮かんだ。クリスマスと満月が重なるのは19年ぶりで、聖夜に花を添えた。
国立天文台(東京)によると、前回の1996年は満月となったのが日本時間で明け方だったため、夜空に満月が上ったのは77年以来38年ぶり。
月は午後4時すぎから上り始め、広尾町大丸山森林公園の「ひろおサンタランド」では15万球のイルミネーションと“共演”。クリスマスとあって若い人たちの姿が多く、管内から訪れたカップルは「きれいだね」と月と電飾の幻想的な風景に見とれていた。
次回、クリスマスと満月が重なるのは2034年。この年も夜空に月が浮かぶという。(伊藤亮太)