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新年への思い込め御神矢作り 帯廣神社

縁起物として人気の御神矢を作る神職(22日午前10時20分、帯廣神社で。折原徹也撮影)

 正月の縁起物の一つ、「御神矢」作りが、帯廣神社(帯広市東3南2、大野清徳宮司)で追い込みに入り、白衣、はかま姿のみこや神職が一つひとつ丁寧に仕上げている。

 御神矢は福をもたらすとされ、魔除けとしても人気がある。同神社は今月中旬に作業に取りかかった。22日も神職ら2人が、金と銀の鈴、「開運招福御守護」と書かれた短冊を、来年のえと申(さる)が書かれた絵馬に通し、長さ60センチほどの矢に取り付けていた。

 今年は例年よりやや少ない2300本を作る。作業は24日まで続き、佐々木昌和権禰宜(ねぎ)は「家内安全や商売繁盛などの気持ちを込めています」と話している。

 初穂料は1500円。縁起物としてはこのほかに、鏑(かぶら)矢や、えと鈴、大小の熊手などをそろえている。(佐藤いづみ)

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