十勝スイーツの新曲リリース めだかエンターティナーズ
地元の音楽グループ「めだかエンターティナーズ」(ビビアン・めだか座長)が、新曲「お菓子の国のトカチプチ」を作った。帯広市内の農家での取材に基づき、十勝スイーツのおいしさの謎に迫った。テンポが良く、お遊戯など子供向けにもぴったりな楽曲に仕上がっている。6日リリースのファーストアルバムに収録された。
同グループの楽曲は「とかちOBHIROエアポート-愛の国から幸福へ-」など、一貫して十勝・帯広にこだわって制作。歌謡曲や演歌など、ジャンルを問わずに展開している。
5作目となる今回のテーマはスイーツ。「十勝には安価で安心・安全なおいしいスイーツがある。子供たちに十勝で暮らす幸せを感じてほしいと考えた」という。「洋菓子、和菓子、パンのおいしさの秘密を、お菓子の国のトカチプチのお姫様や王子様に男の子、女の子が尋ねる」という、ミュージカル風の仕立てになっている。
歌うのはビビアン座長(53)と同グループ専属歌手の「e-mi。」さん(37)。ビビアン座長は作詞・作曲を担当。補作詞の「e-mi。」さんは1人2役をこなすため、地声と裏声を混ぜる「ミックスボイス」を駆使した。編曲は過去に石川さゆりの「花へんろ音頭」などの制作に携わった小西輝男さん。
同曲はファーストアルバム「SUCCESS(サクセス)」に盛り込んだ。ビビアン座長は「東京に行かなければ良い作品ができないとされるイメージを払拭(ふっしょく)したい。魂を込めているので聴いてほしい」と話している。
同アルバムは2500円。ビビアン座長が経営する「笑pub17号」(帯広市西3南10、ステラビル1階)で販売中。問い合わせは同店(0155・66・6820、午後8時~翌午前3時)へ。(関根弘貴)