一世紀の節目盛大に祝う 帯広三条高記念式典
帯広三条高校(橋本達也校長、生徒837人)の「創立100周年記念式典」(同記念事業協賛会主催)が3日午前11時から、帯広市民文化ホールで行われた。同窓生や在校生ら1300人を超える関係者が一堂に介し、一世紀の節目を盛大に祝った。
式典では100年の歴史を振り返る映像が上映された後、国家、校歌を斉唱した。橋本校長が「輝かしい歴史と伝統を受け継ぎ、三条高校の2世紀目に向けたスタートを切るすばらしい日に」と式辞。金澤耿協賛会長、梶原雅仁同窓会長があいさつ。来賓を代表し、道教委の中村隆信教育委員、米沢則寿帯広市長が祝辞を述べた。
その後、祝電祝文披露や歴代校長、PTA会長、同会会長を表彰。生徒を代表して長谷川涼香さん(3年)が「これからの未来を後輩と共に作り上げていきたい」とあいさつした。
同校は1915年、故・高橋又治氏が十勝職業姉妹学校として開設したのが始まり。50年に男女共学となり帯広三条高に改称した。約3万人の同窓生を輩出し、各界で幅広い活躍を見せている。
午後2時からは、ホテル日航ノースランド帯広で祝賀会が行われ、親交を深めた。(松田亜弓)