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ドリフト新コース完成 更別

走り初めに臨んだ熊久保さん

 【更別】十勝スピードウェイ(更別村弘和、TIS)の敷地内に、昨年秋から造成していたドリフトコースが完成した。全長(1周)800メートル。傾斜角度12%で幅員は10~15メートル。オープニングイベントではD1ドライバーの熊久保信重さん(チームオレンジ、福島)らが“走り初め”し、多くのファンらがその様子を見守った。

 ドリフトは高速でコーナーに入り、タイヤを回転させ車体を滑らせながら走らせ、華麗さを審査する。TISはこれまで専用コースがなく、レーシングコースで大会を行ってきたが、コースの傷みが目立ち、昨秋から使用をやめていた。その後、「専用コースがほしい」との声を受け、TISは選手の要望を聞き、昨年9月からメーンパドック西側約2・5ヘクタールの場所に造成を進めてきた。

 オープニングイベントは12日に行われ、初めの無事故祈願祭では地元更別の森稔宏副村長が「さらに村を訪れる人が増えることを期待している」とあいさつ。熊久保さんや建設に協力したドライバーらが早速走行すると、カメラを構え、パワフルな運転を撮影する来場者の姿があちこちで見られた。

 熊久保さんは「全国的に本格的なドリフトコースがなかったので新鮮。特にバンク常設は全国的にもないと思う。大きな大会はもちろん、練習にも適している」と太鼓判。

 TISの亀井誠志郎所長は「オープンを迎えて感無量。若者の間でも車離れが言われる中、今後、さらに楽しめるイベントを企画開催し、活性化させたい」と話していた。問い合わせはTIS(0155・52・3910)へ。(杉原輝美通信員)

関連写真

  • さっそく新コースの感触を確かめる建設に協力したドライバーたち

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  • ドリフト新コース完成 更別  3

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  • コースに立って完成を喜ぶ関係者ら

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