来年のえと「未」の置物販売 新得町陶芸センター
【新得】新得町陶芸センター(屈足緑町1)で、来年のえと「未(ひつじ)」の置物を販売している。彩色など仕上げの作業は一個一個丁寧に施されており、一部が売り切れるなど縁起物として好評だ。
同センター恒例のえとシリーズ。指導員の宇賀隆敏さんと補助員の田中良教さんが製作した。例年人気のある裃(かみしも)を着たユーモラスなデザインと、ふんわりした毛で覆われたヒツジは一般的なコリデールと、顔が黒いサフォークの2タイプ。足付きも用意した。
裃の置物は50個製作し、1個800円、ヒツジは60個作り1個700円。足付きは1000円で、30個が完売。現在、40個ほど追加製作中で、12月中旬には完成する。
宇賀さんが「ヒツジの毛のもこもこ感を出すのに苦労した」と話す通り、見た目のふんわり感が特徴だ。
新得町内の同センター売店と東大雪荘(トムラウシ)、愛の郷ふれあい(屈足柏町2)で販売している。町役場と町屈足支所に見本を展示。問い合わせは同センター(0156・65・2034)へ。(大野篤志)