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一流奏者と夢の競演  とかちっこ弦楽少年団

一流奏者との夢の共演に向けレッスンに励む子供たち

 「とかちっこ弦楽少年団」(小島哲夫団長)が14日午後7時から、とかちプラザ・レインボーホールで開かれる「アーツ室内オーケストラ」の2014年春期定期演奏会に特別出演する。一流奏者との夢の共演に向け、子供たちが練習に励んでいる。

 同少年団は中札内村などで「アーツ国際音楽セミナー(旧アップビート国際音楽セミナー)」を実施する一般社団法人アーツスプレッド(代表理事・三谷温昭和音楽大准教授)が2012年4月に設立。世界的に活躍する音楽家が考案した本格的なプログラムに沿って地元の演奏家たちが指導している。現在、4歳~中学生の33人が参加し、毎週土曜日に同プラザで練習している。

 同法人が運営する同オーケストラは、バイオリニストの小林美恵さんら国際的に活躍する奏者と新進気鋭の若手奏者らにより構成。同ホールを拠点に年4回の定期演奏会を開いている。

 当日は米国の巨匠ホルヘ・メステルさんが指揮を務め、小林さんやクロアチアを代表するチェリストのニコラ・ルーツェヴィチさんらが出演予定。同少年団とは「メリーさんの羊」で共演する。

 8日午後のレッスンではよりよい音色を求め、子供たちが熱心に講師陣のアドバイスに耳を傾けた。バイオリンの豊吉琳椛さん(札内南小1年)は「きれいな演奏がしたい。家でもすごく練習している」と意気込みは十分。チェロの大島広夢君(音更小5年)は「ニコラさんにチェロを教えてもらったことがある。また会えるのがうれしい」と本番を心待ちにしている。

 演奏会は全席自由で一般3000円、高校生・大学生と65歳以上は1000円、中学生以下は無料。チケットはとかちプラザなどで販売している。(澤村真理子)

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  • とかちっこ弦楽少年団がアーツ室内オーケストラとの共演に向け練  2

    とかちっこ弦楽少年団がアーツ室内オーケストラとの共演に向け練 2

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