石澤選手応援でパブリックビューイング 中札内
【中札内】ソチ五輪のスピードスケート女子5000メートルに出場した石澤志穂選手(トランシス-駒大苫小牧高、中札内中出)ら日本選手を応援するパブリックビューイングが19日午後10時半から、中札内文化創造センターで開かれ、中学時代の同級生やスケート関係者ら村民約120人が声援を送った。
テレビ中継に石澤選手が登場し「中札内村出身」と紹介されると大歓声が響いた。レース後半は失速する苦しい展開だったが、会場からは「頑張れ」と声援が飛んだ。
石澤選手の兄の隼人さん(31)は「ちょっと疲れていたように見えた。帰ってきたらお疲れさまと言ってあげたい」と話した。中学時代の同級生の生天目亨さん(27)は「前のレース(3000メートル)より積極的に行っていた。普段は明るくムードメーカーだがレースのときの顔は全然違う」と話した。上松丈夫教育長は「2回連続の五輪出場で頑張る姿を見せてくれた。村内の小中学生も頑張り、(スケート文化が)しっかりつながっている。今後も応援していきたい」と話していた。(大笹健郎)