長島、及川選手に市民が熱い声援 パブでテレビ観戦
帯広市内のパブ「ゴールウェイ」(西2南10、大屋竜人店長)では大型スクリーンで競技を放映し、午後10時すぎから午前1時ごろまで、来店客約30人が長島、及川両選手に熱い声援を送り続けた。
出場した日本人4選手のうち、十勝出身の両選手への応援は一段と熱を帯び、長島選手の2本目のレース前には店内に長島コールも。レース中は「行ける!」「頑張れ!」の声が飛び交い、長島選手がメダルに届かずレースを終えると一斉に「あー」とため息が漏れた。
市内の会社員舟田生恵さん(32)は「結果が伸びなくて残念だったが、頑張ったと思う」と両選手をねぎらった。バンクーバー五輪出場の土井槙悟さんの弟で、白樺学園高スケート部出身の優斗さん(25)=帯広=は当時の競技仲間らと長島選手の滑りを見守り、「記録を2本そろえる短距離レースの難しさがあった。本人は悔しいと思うが、入賞はすごい」とたたえた。(杉原尚勝)