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氷のレリーフ、ライトアップ 銀の匙キャラ浮かび上がる

最後の仕上げを終え、ライトアップされた氷のレリーフ(折原徹也撮影)

 「第51回おびひろ氷まつり」の開幕に先立ち、会場の帯広市緑ケ丘公園で29日、陸上自衛隊第4普通科連隊による氷のレリーフ(高さ約3メートル50センチ、幅約8メートル)と、滑り台(高さ約7メートル、全長約20メートル)が一足早くお目見えし、夜にはライトアップされた。

 22日から製作が進んでいた氷のレリーフは、人気漫画「銀の匙(さじ)」がテーマ。作中に登場する馬の「マロン号」と、犬の「副ぶちょー」を氷で表現。雪とチョークの粉を混ぜて描いた「銀の匙」のロゴも上部に埋め込まれている。

 ライトアップでは隊員らが見守る中、青やオレンジ色のライトが鮮やかに浮かび上がり、会場中央を幻想的な光で包み込んだ。

 十勝毎日新聞社の大氷雪像も最後の仕上げ段階で、30日夕に完成式を行う。火ノ川好信・氷まつり実行委員長は「雪不足に負けじと工夫を凝らした氷雪像が出来上がっている。氷が主役の会場に、多くの人が足を運ぶことを期待したい」と話している。(小縣大輝)

関連写真

  • 最後の仕上げを終えてライトアップされた氷のレリーフ(29日午後6時半ごろ、折原徹也撮影)

    最後の仕上げを終えてライトアップされた氷のレリーフ(29日午後6時半ごろ、折原徹也撮影)

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