池田のチーズ JAL機内食に 品質評価され3度目 ハッピネスデーリィ
【池田】乳製品製造販売の「ハッピネスデーリィ」(嶋木正一社長)の「森のカムイ」が今年12月から来年2月までの3カ月間、日本航空(JAL)国際線ファーストクラスで提供されるチーズプラトー(5種盛り合わせ)の一つに選ばれた。同チーズの採用は3度目。
「森のカムイ」は、アメリカで培養したパルメザン用乳酸菌を使って長期熟成させ、こくと甘みが特徴のハードタイプのチーズ。2015年の「第10回ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト」(一般社団法人中央酪農会議主催)で2位、16年の「ジャパンチーズアワード」(NPO法人チーズプロフェッショナル協会主催)でグランプリに輝いている。
JALは国際線ファーストクラスで青カビ、セミハード、シェーブル、ハード、白カビの5種からなるチーズプラトーを提供している。「森のカムイ」は12年6~8月、16年9~11月に採用。同社は「ジャパンアワードで最高位に輝いた実績があり、品質もお客さまに自信を持って提供できるチーズ」としている。
これまでに道内産チーズは何度も採用されており、十勝からも「森のカムイ」を含めたびたび選ばれている。嶋木社長は「苦労を重ねた末にできた思い入れの強いチーズなので高く評価されたことをうれしく思う。同時に製造者として改めて気が引き締まる思い」と話している。(内形勝也)
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