〝裏側〟から見るJALの施設見学 小学生と保護者計20人が参加
【東京】十勝毎日新聞社は1日、夏休み特別企画として羽田空港の日本航空(JAL)施設見学ツアーを行った。十勝管内の小学4~6年生と保護者10組計20人が空港施設の“裏側”を見て回り、夏の思い出を刻んだ。
JAL帯広支店の協力の下、「学校では受けられない授業」と題し、約2年半ぶりに実施。同空港敷地内にあるJALの工場やオフィスをバスで巡回した。
元パイロットから航空機のメカニズムや空港の施設概要などについて説明を受けた後、「SKY MUSEUM(スカイミュージアム)」で制服体験や、航空機の大型模型などの見学を楽しんだ。
格納庫では駐機中のボーイング737の前で記念撮影したり、滑走路に離着陸する機体を間近に歓声を上げたりし、「雪が降ったときの整備は」と質問する児童の姿も見られた。
客室乗務員の訓練室では参加者も飲料のサービスやアナウンスに挑戦。最後にフライト前の機長らの様子を見学し、帯広への最終便で帰路に就いた。
母親と参加した音更鈴蘭小4年の芦澤然君(9)は、「パイロットの制服を着て写真も撮れた。また来たい」と話していた。(小縣大輝)